観光×防災
テラッセ オレンジ トイは、防災と観光の機能を高度に融合させた、日本初の津波避難複合施設です。津波の到達しない海抜14mの高さに避難床/展望フロアを浮かべ、災害時には1200人の避難スペースとして、日常ではレストランや展望台として活用しています。
避難床へ至る2本の幅広階段を建物外周に配置し、地域に不慣れな観光客でも避難経路が一目で理解できるだけでなく、日常的な散策で松原と海の壮大な景観を体験できる経路として設計されています。日常的に観光施設としての役割を果たすことで、利用そのものを避難訓練とし、地域住民や観光客の日常的な防災意識を高める効果が期待できます。