伊豆縦貫道「月ヶ瀬IC」から、伽藍山、棚場山が連なる天城連山の「土肥峠」を超えて、やっとたどり着く伊豆西海岸エリア。
未だに鉄道が通っていないことから、陸の孤島とも呼ばれ、伊豆半島が2018年の世界ジオパークに指定された際も、土肥金山を始めとする10か所がジオサイトに指定されました。
自然と戯れるような休日を是非お楽しみください。
みなとオアシス土肥
天城連山を超えた先に
「みなとオアシス土肥（とい）」は、観光と防災機能を兼ね備えた「テラッセ オレンジ トイ」を代表施設に「松原公園」、「屋形海岸」、「土肥金山」、「土肥港 旅客ターミナル」の計5施設から構成されています。
本オアシスでは、土肥桜まつりや土肥サマーフェスティバル等、多様な地域振興イベントや防災イベントが企画・実施されており、代表施設と各構成施設が連携し、地域の安全・安心、魅力向上、地域住民の交流促進につながる取組を進めています。
「土肥港 旅客ターミナル」には、土肥港と清水港（静岡市）を結ぶ定期船「駿河湾フェリー」が発着しています。「みなとオアシス土肥」を満喫した後は、駿河湾フェリーから見る絶景の富士山をお楽しみください。
観光施設の紹介
【駿河湾フェリー】
清水港と土肥港を結ぶ、約75分の船旅。
駿河湾のほぼ中央を進む航路は県道223（ふじさん）号に指定されました。
その番号の通り、天気の良い日は目前に美しい富士を望みながらの航海となります。
【土肥金山】
ギネス認定の250キロの大金塊は一見の価値あり。
その他当時を忠実に再現した金鉱見学や、砂金採りなどの体験も充実。
館内では土産物店、レストランも充実しているので、観光の途中で是非お立ち寄りください。
松原公園周辺
松原公園周辺は土肥温泉のまさに中心、観光の拠点となる存在です。
樹齢400年以上もある松が100本程立並び、この自然資源と一体となれるように設えた各施設は、のんびりとした時間が流れる休日の散策にぴったり。
時間が経つのも気にせずに、爽快な海風を胸いっぱいに吸い込んで、心身ともに生まれ変わるようなひと時をお楽しみください。
松原公園散歩
松原公園内はどなたでも快適に過ごしていただけるよう、歩きやすいように整備された遊歩道、小さなお子様も楽しめる遊具などが配置され、のんびりとした散策に最適です。
松原公園からは観光案内所、展望台、そしてギネスに認定された「世界一の花時計」へアクセス可能。
外周には、足つぼを刺激する石が並べられた健康歩道が設けられています。
散策に疲れたら、海を見ながら入れる「足湯」をご利用ください。天然温泉が湧出しており、疲れた足を心地よく癒してくれます。
カフェ「Porto101」はすぐの距離。
ドリンクやソフトクリームをオーダーして一休みするのがお勧めです。
屋形海岸
サンセットビーチとも呼ばれる、土肥温泉きっての夕陽の名所。
夏には海水浴のお客様で賑わう、伊豆西海岸最長のロングビーチです。
夏以外は人もまばらだったエリアですが、この海岸沿いに「テラッセオレンジトイ」が建ってからは、トロピカルドリンクやソフトクリームを片手に、沢山の方が季節外れの海遊びを楽しんでくださるようになりました。
海沿いに座り、落ちていく夕陽を見守っていると、時間のたつのも忘れてしまいます。